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男性不妊 ~旦那様方へ~

最近、やっと男性の不妊症が認知され始めてきました。

 

今までは不妊症=女性といった認識の方が多くおられましたが、

少しづつですが男性にも原因があると言う事が当り前になりつつあります。

現在では不妊の原因の半分は男性にあると言われています。

 

当院には多くのお子様を望まれている女性が来院されますが、

その多くは夫婦で病院に行き「原因不明」と言われ、

奥様だけが来院されるという何ともへんてこな状態になっています。

 

そうです。 「夫婦ともに異常が無いと言われたのに「奥様だけが来院」されているのです。

ちょっと変ですよね。

しかし、ほとんどのご家庭がこの状況です。

 

男性生殖器1
さて、男性不妊とはどういった状態なのでしょうか?

 

乏精子症、無精子症、精子無力症、勃起障害(ED)といった病名が有名です。

精子が作れない・射精することができないといった器質的なものから精神的なものまで様々です。

これに加え、異常なし・原因不明とされるものまであります。

 

なかなかお子様を授からないとお悩みの方、まずは病院で検査されるのをお勧めします。

原因が判らないままお子様を望まれても時間の無駄になりかねません。

ましてや器質的な障害があればなおさらです。

 

芸能人のダイヤモンド☆ユカイさんが閉塞性無精子症(精子の通り道が閉塞)だったのは有名な話です。

自覚が全くなくても(射精ができていても)精子が全くいないという事はあるのです。

せめて一度は検査をされてみてはいかがでしょうか。

 

そして、病院で「お二人とも異常なし」または「原因不明」と言われたら、

東洋医学もお試しください。

力になれるかもしれません。

 

お子様を望まれているのは奥様だけではないはずです。

「俺は大丈夫」「病院に行くのが恥ずかしい」「行く時間が無い」「子供だけが全てか?」

そんなことを言ってる場合じゃないですよ。

 

目標が同じなら、こだわる場所を見直しましょう。

嬉しい来訪者

先日、不妊治療で来院されていたK様がこの春に出産され、約半年ぶりに治療に来られました。

当時の内容は奥さまのブログに書かれています。

 

来院されたのはご本人だけでなく、おチビちゃん(4ヶ月ちょっと)を連れて。

「子供にどうしても会ってもらいたかった」んだそうです・・・・・私と・・・・・?

い・・・いや・・・照れますって。

 

023

私の娘も赤ちゃんに興味津津。

逆に赤ちゃんは不服そうな視線を娘に・・・・・(汗

この後、私の顔を見て泣きだしましたww

写真の恰好だと私の顔が見えなかったので、顔を見るまでは平気だったのでしょう。

 

産後の話を聞くと、身体だけではなく子育てもとても楽だそうで、余りぐずらないのだとか。

 

不妊時期だけでなく妊娠中も定期的に治療はされており、

その間に生活指導や精神的な話をさせていただきました。

特に子供に対してのものです。

 

・夫婦の不仲は子供にも影響する(妊娠中&産後)

・2~3歳まではとにかく愛情を注いで欲しい

・悪さをしたら、悪さをする物を手元に置いた親が悪い(小さい間は)

 

こんな感じだったと思います。

不妊時期、妊娠中、産後(子育て時)全てに心の問題は重要です。

 

うちの治療が良かったのか、うちでリラックスできたのか、何が良かったかは判りません。

私たち夫婦と同い年ということも、精神的に良い方向に働いたのかも。

勿論、旦那さまの懐も深かく、近しい人たちの愛情も温かかったのでしょう。

それが子供の身体と精神を健やかに育てるいくつかの条件でもあります。

全てが上手くいった結果かもしれません。

 

また、多くの奥さまは旦那さまに対して不満を持っていることが多く、

私は男の立場として代弁し、その不満・不安を払拭してもらうよう話をさせてもらいました。

 

「俺は子供に対してもクールに行くぜ」

と言われていた旦那さまも今やデレデレだそうです。

ま、逆にそうなってもらわないといけないのですけどね。

子供さんに対しても私にとっても・・・・・(汗

 

私だけがそうなっているのかと孤独感を感じていた今日この頃でした。

 

しかし、こうして会いに来て下さって本当に嬉しかったです。

と同時に、人の命、家族の運命の一部を預かっていると考えると、

「ますます真剣に取り組まないと」

と身の引き締まる思いも感じます。

 

 

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お子さんをご希望の旦那さま 応援します!! その3

やっと梅雨も明け、爽やかな夏に・・・・・全くなっていませんね。

湿気の度合いが少~~~~~~しだけましになった気もしますが、

その分、暑さが増したので堪らんです。

 

 

さて、お待たせしております。

お子さんをご希望の旦那さまを応援するシリーズですが、その先を書いていきたいと思います。

 

では、恒例の前回のおさらいから。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「妊娠したい」という強い気持ちが自分も傷付け、旦那さまを攻撃しています。

その前向きなお気持ちはとても大事ですが、それがご自身の心や体だけでなく、

旦那さまを傷つけ、しかもそれが問題だとは思っていないことが問題だ、と書きました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

と、文字にすると結構、きついことを書いてますね。m(__)m

しかし私は、この悪循環に陥っておられる方は少なくないと思っています。

 

複雑になってしまった心や気持ちの問題は、かなりさかのぼって考えてみましょう。

 

まず、奥さまだけでなく、旦那さまもお子さんを望んでおられる。

 

これは間違いないとしましょう。

これは信じていただけますよね?

この大前提が崩れてしまうと・・・・・。

 

 

次に、感情の表し方は男女や人によって違いがある。

 

これも言われてみればそう思っていただけるかと思います。

「判るけど、自分の旦那だから余計に腹が立つ」とお考えなら、旦那さまが可哀そうです。

東洋思想では夫婦は陰陽関係で、二つ揃って一つになることができるのです。

片一方だけでは成り立たず、お互いの良い所を分け合い、無いものを補い合うのです。

つまり、奥さまの足りないところを旦那さまが補ってくれているのです。

 

違いが魅力でもあったりするのです。

 

img01

 

どうしても腹が立つ場合は、「こうして欲しい」と希望を言いましょう。

しかし、多分無理です。

でも、それで諦めても良いと思います。

どうせその希望は叶いませんし(旦那さまは思った以上に表現方法が違うのです)

無理やり叶ったとしても(押し付け)お互いに遺恨が残るだけです。

 

 

では、どうしたら良いのか。

 

希望があれば素直に言い、それを押し付けない。

 

それだけで良いと思います。

期待するから期待通りにならないと腹が立ち、文句を言ったり変な態度を取ってしまうのです。

期待しなければ良いのです。

 

こちらから押し付けるから、嫌がって逃げられます。

こちらが引けば、向こうからご機嫌をうかがってきます。

元々、目的は同じなはずですからね。

 

 

そして、旦那さまに無理な期待をしないことで最大の利点があるのです。

 

それは奥さまのお身体が健康になるのです。

 

不妊のストレスは本当に凄いものがあります。

患者さんからの話や、お身体を診させてもらうとそれが本当によく判ります。

それが無くなるだけでも、かなり妊娠の可能性は上がるものだと思います。

 

いつまでも旦那さまのことを気にしてストレスを溜めるより、

楽しい不妊治療・妊活ライフを楽しみましょう。

 

 

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お子さんをご希望の旦那さま 応援します!! その2

 

前回のブログから半月以上も経ってしまいました。

いつも手が遅くて申し訳ありません。

 

え~・・・何から書きましょうか。

 

まず、前回のおさらいを。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

不妊にお悩みの女性の多くは、「旦那は不妊治療に前向きでない」と不満を持たれております。

 

「その認識は少し違いますよ」と書きました。

 

「旦那さまは本心からお子さんを望んでいる」

「温度差はわざとつけている場合がある」

「何をしたらいいのか分からない」

 

ただ、それだけなのです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

と、ここまでが前回の内容でした。

「じゃぁ、どうすんのよっ!」ってことですが・・・・・

 

少々ダブりますが、

旦那さまは奥さまと同じくお子さんを心からお望みですが、表現方法が違うだけなのです。

 

 

しかし、多くの奥さまは「私と同じように行動してくれない」と怒っておられるのです。

きつい書き方をさせていただきますと、

「私と同じ行動か、それ以上の行動でないと納得いかない」

と言っておられるのと同じなのです。

 

 

「そんなことない」と思われる方も多いかと思いますが、おおむね、そういうことです。

 

 

そして、はっきり言って無理な願いなのです。

しかもこの考え方、不妊治療にとっては本当に大敵なのです。

 

 

「私は正しく、旦那は間違っている」と言って夫婦仲を悪くし、それがご自身の体にも悪影響を及ぼしています。

まるで、自分の子供以外に害を与えている鬼子母神のようです。

 

鬼子母神はお釈迦さまによって諭され、子供と安産の守り神になったようですが、

一般の女性には中々ハードルの高い変化です。

 

 

 

数ヶ月前に来られた患者さんの話をします。

20代の女性ですが不妊治療に来られました。

お身体を拝見し、胃腸の疲れ以外にそんなに悪いところは無いように診えました。

ただ、体温が低いとのことでしたが・・・・・。

 

その方は、とにかくお子さんをお望みで、その気持ち・悩みが強すぎて気分を悪くされたり、

旦那さまや周囲の人たちにも当たっておられたようです。

 

私は心の問題が大きいと思い、治療しながら心もほぐしていくことに力を注ぎました。

かなり気持ちが和らいだと思っていると、ご懐妊されたようです。

 

「全て気持ち次第だ」という気は全くありませんが、心と身体はかなり関係深いと思っています。

 

 

先に挙げた例を「妊娠できたのは若いからじゃないの?」と思わないでください。

私が言いたいのは「若くても、心の持ちようによって妊娠しにくくなる」ということなのです。

 

 

ますます「じゃぁ、どうしたらいいのよっ!!」って声が聞こえてきそうですが・・・・・。

 

 

まず、考え方を変えましょう。

 

 

これはまた、後日ということで。(怒らないでくださいね)m(__)m

 

 

 

 

最後に、ご懐妊された方の後日談ですが、奥さまが喜び勇んで旦那さまにご懐妊を伝えると

 

「ふ~ん。良かったね。」

 

と言われたとか。

そこでまた「ど~してもっと喜んでくれないのよ!」とご立腹だったそうですが・・・・・。

 

 

 

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お子さんをご希望の旦那さま 応援します!!

当院へ来られている不妊治療の患者さま、ほとんどが女性の方です。

旦那さまは来られません。

 

 

本当は来られた方が良いのですけどね。

病院で「お二人とも異常なし」と言われた場合、多くは女性だけが治療を続けておられます。

治療をされることを勧めますが、

されなくても奥さまの状況を知るだけで話が変わってくることは多いです。

 

 

さて、件名の「応援します!!」って? と思われる方は多いでしょう。

 

来院される奥さまに話を聞きますと、一番多い悩みに

 

「旦那は内心、子供を欲しがっていない」「温度差がある」「私だけが一所懸命になっている」

 

という怒りの声・不満の声があります。

多分、多くの奥さまが思われていることだと思います。

かつて、子供がいない時、私も思われていました。

 

 

でも、奥さま方、全く違います。

「旦那さまは本心からお子さんを望んでいる」・・・・・・・・・・。

「温度差はわざとつけている場合がある」・・・・・・・・・・。

「何をしたらいいのか分からない」・・・・・・・・・・。

 

恐らく、こう思われている方が多いのではないでしょうか。

 

 

「旦那さまは本心からお子さんを望んでいる」について。

まず、子作りを始められた当初を思い出してください。

嫌がる態度や言動などなかったのではないでしょうか?

本当は奥さまと一緒で、欲しいと思っているのです。

 

 

「温度差はわざとつけている場合がある」について。

温度差は「つけておかないと、奥さまが不妊で落ち込んでいる時に対処できない」

という思いがあるのです。

逆に陽性反応が出た時でも、一緒になって飛び上がる旦那さまはそう多くありません。

喜びながらも「これからもし何かあったら、落ち込んだ嫁さんに対処できない」

という思いが捨てきれないのです。

 

また、これが一番の原因かもしれませんが、感情の起伏を抑えてしまうのです。

男性は小さい時、転んで泣いても「男だから泣くんじゃない」と育てられています。

何かあっても我慢するように教え込まれています。

社会人になっても、感情を表に出すことに不慣れで、恰好悪いという感覚さえあります。

 

 

「何をしたらいいのか分からない」について。

これ、本当なのです。

女性は不妊について、情報を集めるのがとても上手ですが、男性はとても下手です。

というよりも

「人に聞くのは恰好悪い」「情報集めは面倒くさい」という方が強いかもしれません。

情報を持っていませんから、当然、何をして良いのか解らないのです。

ごく、当り前のことです。

 

 

少しは旦那さまのことを理解できたでしょうか?

子供を本気で望んでて、でも傷ついた奥さまのことを気遣って感情を出せず、

世間体や恰好も気にして、しかし情報がないから何をして良いのか分からなくて・・・・・。

 

どうでしょう?

可愛く、愛おしく感じられてきませんでしょうか?

 

 

「じゃぁ、どうすんのよっ!!」

 

 

って怒られそうですが・・・・・・・・・・・・・・・また、後日ということで。

 

 

 

 

 

 

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婦人科 その他

2013年7月10日(水) お子さんをご希望の旦那さま 応援します!! その3

2013年6月28日(金) お子さんをご希望の旦那さま 応援します!! その2

2013年6月10日(月) お子さんをご希望の旦那さま 応援します!!

 

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2011年9月1日(木) 奥様の体調 その2

2011年8月20日(土) 奥様の体調


2011年7月30日(土) 血の道症
2011年2月23日(水) 妊婦のお腹

「いずれは子供が欲しい」と思われている方へ

本当に久し振りの健康ブログです。

 

いや~、奥様はもとより、患者さんからも望まれる事が多いのですが、

中々パワーを使うので後手後手に回ってしまっているのが現状です。f(^_^;)

 

 

さて、件名にも書きましたが、

最近?当院でも高齢でお子さんを望まれる方が多くなってきました。

高齢出産とは一般的に35歳以上の女性が出産する事を指しますが、

うちの奥様のように40歳で出産と言うケースも少なくないようです。

 

過日、NHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」でも

この件は放送されていました。

 

 

卵子は、

女性が35歳を過ぎた辺りから卵子の老化が始まり、どんどんと質が落ちます。

それにより、受精卵の成長が悪く、育たないケースが多いです。

また、卵の劣化・老化により染色体異常などによって

ダウン症などを発症する事もあります。

 

 

何故、このような事(高齢妊娠)が多くなってしまったのでしょうか。

 

 

私(41歳)が社会に出始めた約20年前、女性の社会進出は当たり前の時代でした。

女性も男性と同じ仕事に就き、権利も主張する事が当たり前。

何でもかんでも男女平等が謳われていました。

女性もバリバリ仕事ができ、妊娠よりもまず仕事が重視されました。

社会もそれを推奨していました。

 

これはこれで今の時代、当然の事だと思います。

しかし、身体にとっては権利や主張など関係のないものだったのです。

それが判るのが仕事も落ち着いて、いざ妊娠と言う段階。

 

「中々、妊娠できないな~」

と言うことで病院を受診され、そこで卵子の老化を初めて知るのです。

 

多くの女性にとっては青天の霹靂。

それは当たり前です。

それまで35歳で卵子の老化が始まり、

段々と妊娠しにくくなるという情報は誰も言ってこなかったわけですから。

また、女性自身も、自分の身体がそうなっているなんて気付きもしませんし、

考える事もなかったでしょう。

 

正直、私もこの仕事に就いて勉強するまでは知りませんでした。f(^_^;)

 

また、女性自身が知っていたとしても、

社会的に女性のいる立場がそれを許さない状況にあることも多くあります。

せっかく就けた大好きな仕事や重要な地位。

それは決して軽くはありません。

 

 

当院にワラをもすがるお気持ちで来院される多くの患者さんも、

不妊治療をし始めて卵子老化の現状を知る方がほとんどです。

 

「もっと若い時に知っていれば・・・」

 

と悩まれます。

 

 

お仕事、家庭環境、経済。

これらの状況と家族が増える事は切り離せない事も確かですが、

今一度、身体と言う視点からも考えてみてください。

 

また、身近にこのような状況の方がおられたら、

一言、それとなくこっそりと教えてあげてください・・・・・微妙な問題ですから。