薬とのコラボ(便秘篇)

久し振りに治療ネタになります。

 

当院は病院の治療や薬を否定しておりません。

 

法律的にもできないのですが、そのような意味ではありません。

当たり前の事ですが、身体に良い物は良いし、

当然、その反面もあって悪い物は悪いです。

これは鍼灸に関しても言える事です。

 

 

 

先日来られた患者さんのお話。

酷い肩こり・腰痛を訴えてこられた患者さんですが、数十年来の酷い便秘もありました。

 

食欲は普通なのに、親指の爪くらいの便が2~3個。

しかも1週間に1~2回ととても少ない量です。

 

「便秘が解消しないと肩こり・腰痛は改善しにくいですよ」

 

と説明しました。

当院の治療は内臓の働きを高めていくことにより、色々な症状を改善させていきます。

 

 

 

いや~、とても頑固な便秘でした・・・・・いや、まだ「です」です。(ややこし~)

治療すると、肩こり・腰痛は改善するのですが便秘は・・・・・。

そして数日後には肩こり・腰痛も復活、と言った事が何度も続きました。

 

 

 

そしてある日、

患者さん「数日前、とてもお腹が痛くなって、便秘薬を飲んだら酷い下痢が・・・・・

しかも便器に半分くらいまで・・・・・今まで薬を飲んでも全くでなかったのにね~。

あ~、スッキリした。」

私「あ~。そりゃ良かったですね~。やっと大腸が動き始めましたか~。

しかし薬を飲んで良かったですね~。」

 

前回、治療した時にお腹がグゥグゥと大きく鳴っていました。

「これまでこんな音が出た事が無い」との事だったので「もしや・・・」と思ったのですが、

その2日後、腹痛と共に大量に出たそうです。

 

 

鍼治療で大腸は動き始めたのでしょうが、

今までの頑固な宿便が邪魔をして出ようとしても出なかったのでしょう。

それを出そうと大腸が余計に動いたものだから腹痛の症状がでたのでしょう。

そこで薬の力が後押しをしてくれた・・・・・と。

 

鍼だけで何とかできたらそれに越した事は無かったのでしょうが、

邪魔者がなくなったほうがその後の治りが良いです。

治りの早いのが何よりです。(o^-')b

 

 

 

と言っても、とりあえず大量の宿便は出たのですが、

まだまだ大腸の動きの悪さはありますので当然、肩こり・腰痛もあります。

これからが第二段階目の治療になるでしょう。

 

 

 

 

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