日曜日、岩国市民会館において、
戦場カメラマンでお馴染みの「渡部陽一 文化講演会」
がありましたので奥様と行ってきました。
奥様もブログで書かれているので、そちらもご覧ください。
私がTVで初めて見た時は「何だ?このオッサン」と思ったものですが、
経歴や今までの活動、話す内容を聞いていると大変なメッセンジャーだと感じました。
しかも38歳と、私よりも2歳もお若い。
奥様からこの講演会に誘われた時、一緒に行く事を即答しました。
私は渡部陽一さんを好きな方だと思いますが、TVで観るのはあまり好きではありません。
と言いますのも、やはりあのしゃべり口調で人気が高く、
仕方ないかもしれませんが出る番組はバラエティーが多くなり、
どうも正当な評価をされていないような感じがしているのです。
ご本人はそれを逆手にとって戦場の悲惨さを伝える機会を得ているそうですが、
まあ、面白くなければ誰も見ませんし、難しい問題かも知れません。
さて、公演内容は戦争の話しが主でした。
当たり前ですが。f(^_^;)
戦場カメラマンになるきっかけ、主にイラク周辺がどのような状況にあるのか、
戦争がもたらす子供達への影響など
我々日本にいる者にとっては想像もつかないような出来事が
当たり前のように繰り返されている現状を聞き、ただただ驚くばかりでした。
いや、知ってはいましたが、実際の体験者の話しと言うものは嘘偽りがなく、
それを聞くものに軽い疑似体験を起こさせるような力があります。
わが国も数十年前、外国との戦争があり2発の原子力爆弾により
戦争に終止符が打たれました。
「原爆が落とされたのは歴史上 日本だけ」という知識はあったのですが、
同じような放射能を発生させる爆弾を落とされた国が他にもあったのを聞き、
私は非常にショックを受けました。
落とされたのはイラクで劣化ウラン弾、落としたのは日本に原爆を落とした国だったと。
そういや、違う国に枯葉剤も撒いたっけ。
あの国は自己中で、何の反省もしない国なんだな~。
「リーダーは俺だ」「俺は正義だ」「俺の言う事に従え」感が強過ぎるな。
人間って、そんなことを言わない人に自ら付いていくものなんですけどね。
渡部さんが力説されていた事に、「教育の大事さ」がありました。
今、起こっている戦争の原因は教育の低さなんだ
学校を作るのは一つの方法だ
と。
ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…一つの原因ではあるけれど、そうとばかりも言えないかと。
教育、食料、貧富の差、宗教
色々な原因が重なって起こるのだと思います。
結構、先進国、戦争、してますよ~。
しかも発展途上国を舞台にして。
「あ、それが頭の良い国のすることか」と皮肉って思ってしまいますけどね。
今の日本で戦争の悲惨さを訴えるのは効果が薄いかも知れません。
まだまだ人事に感じる人は多いでしょう。
何かとてつもなく大きな悲しみや怒りがないと動かない国。
それが良いのか悪いのか判りませんが、
何はともあれ、渡部さんにはまだまだ元気で生き延びて欲しいものです。
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