最近、やっと男性の不妊症が認知され始めてきました。
今までは不妊症=女性といった認識の方が多くおられましたが、
少しづつですが男性にも原因があると言う事が当り前になりつつあります。
現在では不妊の原因の半分は男性にあると言われています。
当院には多くのお子様を望まれている女性が来院されますが、
その多くは夫婦で病院に行き「原因不明」と言われ、
奥様だけが来院されるという何ともへんてこな状態になっています。
そうです。 「夫婦ともに異常が無い」と言われたのに「奥様だけが来院」されているのです。
ちょっと変ですよね。
しかし、ほとんどのご家庭がこの状況です。
さて、男性不妊とはどういった状態なのでしょうか?
乏精子症、無精子症、精子無力症、勃起障害(ED)といった病名が有名です。
精子が作れない・射精することができないといった器質的なものから精神的なものまで様々です。
これに加え、異常なし・原因不明とされるものまであります。
なかなかお子様を授からないとお悩みの方、まずは病院で検査されるのをお勧めします。
原因が判らないままお子様を望まれても時間の無駄になりかねません。
ましてや器質的な障害があればなおさらです。
芸能人のダイヤモンド☆ユカイさんが閉塞性無精子症(精子の通り道が閉塞)だったのは有名な話です。
自覚が全くなくても(射精ができていても)精子が全くいないという事はあるのです。
せめて一度は検査をされてみてはいかがでしょうか。
そして、病院で「お二人とも異常なし」または「原因不明」と言われたら、
東洋医学もお試しください。
力になれるかもしれません。
お子様を望まれているのは奥様だけではないはずです。
「俺は大丈夫」「病院に行くのが恥ずかしい」「行く時間が無い」「子供だけが全てか?」
そんなことを言ってる場合じゃないですよ。
目標が同じなら、こだわる場所を見直しましょう。